ナナクサログ

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1歳児の歯磨き嫌いを克服した話

kids toothbrush


 

こんにちは、ナナクサです。

今回は子どもの歯磨き嫌いを克服した話について書こうと思います。



子どもが歯磨き嫌いになるまで

 

歯磨きを始めたては楽勝だと思っていた

 

 一歳を過ぎて子どもの歯が4〜5本生えてきたタイミングで我が家は歯磨きをスタートさせました。寝転がらせて小さい歯にこれまた小さい歯ブラシを当ててシャカシャカ

はじめから子どもは嫌がらず、されるがまま状態でした。何をされているのかわかっていなかったんだと思います(笑)

次の日もそのまた次の日も歯磨き中はおとなしくしてくれ、歯磨きは大変だろうと思っていたわたしは「楽勝じゃーん♪」と油断していました。

そう、子どもに歯ブラシを持たせるまでは・・・

 

仕上げ磨きを絶対させてくれない子ども

 

そろそろ子どもにも歯ブラシを持たせ、自分で歯を磨くということを知ってもらおうと思い、試しに子どもに持たせてみました。すると、こちらが言う前に自分で口に持っていき歯ブラシをくわえたのです!はい天才!!!

そのあとは口の中で歯ブラシを動かしていました。本当に歯磨きをしているみたいで感動しました。

といっても実際は全然磨けていないので、ある程度子どもに歯磨き(ごっこ)をしてもらったら、あとは以前のように寝転がらせて仕上げ磨きをする流れでした。

はじめは問題なかったんです。ですがいつからでしょうか・・・気づけば子どもが歯ブラシを渡してくれなくなりました。

タイミングを見て子の手から歯ブラシを取ると抗議の泣き。寝転がらせようとするとカラダをのけ反らせながらギャン泣き。諦めて歯ブラシを返してもまるで泣き止まない・・・

いつのまにか、一日のなかで一番大変なことが歯磨きになりました。
毎日毎日同じことでギャン泣きをされると参ってきます。子どもがこんなに嫌がっているのに無理に歯を磨く必要があるのか、歯科衛生士でない素人のわたしが仕上げ磨きをしたところで本当に虫歯の予防になるのか、てか毎回泣かれるのがツライ!!

そしてわたしは、今日はお風呂が遅かった、今日はもう眠そうだからと、理由をつけて歯磨きをしなくなりました。

 

うちの子の歯磨き嫌いを克服すべくわたしが取り組んだ方法

 

歯磨き嫌いにさせたくない

 

子どもの歯磨きを止めて二週間が過ぎると、さすがになんとかせねばという気持ちが沸き起こってきました。
わたしは子どもに歯磨きをしない期間をつくることで、結果として歯磨きをすることへの憂鬱や、泣かせてしまうことの申し訳なさを良い意味で忘れ、気持ちを切り替えることができました。やっぱり歯磨きは大事です。素人だろうが何だろうが磨くことが大事。このままだと歯ブラシを見せるだけで泣くようになりそう、歯磨きを嫌いになってほしくない・・・

そこで、さまざまな方法で歯磨きにチャレンジしていきました。

 

実際に試したこと

 

・こどもちゃれんじの付録を使う
・某こども番組の歯磨きコーナーを見せる
・立ったまま磨く
・歌う

特にこれといった珍しいことは何もしていません(笑)
上記の4つは、やりはじめは効果があったのですが2回、3回と同じことを繰り返すと即効で飽きられて機嫌が悪くなってしまいました。
「立ったまま磨く」も最初は良かったのですがしばらくすると逃げ出すようになりました(立ってるほうが逃げやすいもんなあ(笑))

 

何をやってもすぐダメになる

 

結局、わたしが思いついた方法では解決せず、子どもがニコニコとくわえている歯ブラシを奪い、泣かせながら仕上げ磨きをする日々が戻ってきました。

何をやってもぜんぶ効果がない(ぜんぶと言っても4つしか試していないけれど、このときのわたしにはこの4つを思いつくことが精いっぱいでした)ので、このまま泣かせながら歯磨きをしなければならないのか~、と思っていました。

ですが、ひょんなことから子どもが歯を磨かせてくれるようになったのです!

 

子どもが歯磨きをさせてくれるようになった夫の行動

 

歯磨きをすると必ずギャン泣きするので、夜の歯磨きは夫婦で交代しながらするようにしていました。


ある日、わたしが歯ブラシを子どもに渡そうとすると、夫が「歯ブラシを渡さないで仕上げ磨きだけしたら泣かないよ」と言ってきました。

仕上げ磨きが嫌いなんだからそんなわけないでしょ〜、と言ったのですが、俺がしたときは泣かなかったとのこと。

半信半疑で子どもに歯ブラシを渡すことを止め、軽く膝を曲げて座り太ももの上に子どものカラダが横たわるように乗せて仕上げ磨きをすると、なんと泣かずに終わらせることができたのです!

 

『子どもに歯ブラシを渡さず、仕上げ磨きだけにする』

我が家は今のところこの方法でストレスなく歯磨きができています。

子どもに歯磨きの習慣をつけてもらいたいという気持ちが、いつのまにか「子どもに自分で歯を磨く習慣をつけてほしい」という考えと混ざっていることに気づきました。今の時期から自分で歯磨きをするお子さんももちろん素晴らしいです。「歯磨きの習慣づけ」と「自分で磨ける」ことを早い時期から同時進行でできるご家庭も当然あるかと思いますが、我が家の場合は順に進めていこうという方針になりました。

 

今ではわたしが子どもの歯ブラシを持つと、ニコニコしながら足の上に乗ってきます(とてもかわいい)

 

まとめ

 

先輩ママのツイッターなどを読み怯えていた子どもの歯磨き。
なかなか口を開けてくれない、歯ブラシが口に入ることがイヤ、特定の歯ブラシでないとダメなどなど、歯磨き嫌いの理由は様々かと思います。

うちの子の場合は自分で歯ブラシをくわえて楽しくしていたところを、歯ブラシを取られ仕上げ磨きをさせられることが理由でした。

 

 子どもの数だけ歯磨き嫌いの理由はある!

 

それぞれの子にあったペースで、歯磨きなどの生活習慣を覚えていってもらえればいいなと感じました。